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2019/10/4 看護師の転職

看護師転職での面接☆好印象を与える5つのポイント

看護師の面接
看護師転職では「面接」と言う短い時間のなか、自分自身の人となりから、今までの経歴や技術まで、印象も良くアピールしなければなりません。そう考えると、看護師転職では、面接が最も緊張しそうですよね…。

看護師転職の多くが、面接に20~30分ほどの時間を設けます。看護師側にとっては「どんな職場なのか」、一方で採用者(病院)側は「どんな看護師なのか」を、読み取る時間です。

そんな短い時間ですから、多くの人々が「好印象を与える法則(心理学)」まで参考にして、面接に挑んできました。

そこで今日は、特に印象も重要視される看護師の転職で、面接ポイントをいくつかお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

【 看護師の面接で意識する、6つのポイント 】

  1.  面接で好印象になる「メラビアンの法則」
  2.  服装・メイクなどの身だしなみの清潔感(視覚)
  3.  表情・姿勢に見える明るさ(視覚)
  4.  会話中の視線で面接官が感じること(視覚)
  5.  人が信頼する「相槌」とは(視覚・聴覚)
  6.  日本人らしい自己PRとは(聴覚・言語)

 

【1. 好印象の鉄則「メラビアンの法則」とは 】

メラビアンの法則

看護師の転職現場では面接時間が20分~30分…、女性でしたらお化粧をするくらいの時間ですよね。これだけの短い時間で、「一緒に働きたい!」「信頼できそうだ」などの印象を持ってもらうなら、心理学も多様してみてはいかがでしょうか。

実際に多くの人々が、「メラビアンの法則」と言う「初対面の心理学」を活用しています。患者さんやその家族と接し、「癒し」としての役割も時に担う看護師ですから、転職時の面接に限らず、この法則は多様したいところです。

【 看護師の転職☆面接に役立つ「メラビアンの法則」とは 】

★ これは態度や感情のコミュニケーションについての実験結果で、相手が自分に対して持つ印象の要因をパーセンテージで表したものです。

・ 話す内容である言語情報 … 7%
・ 声のトーンなどの聴覚情報 … 38%
・ 表情などの視覚情報 … 55%

…の割合で影響を与えている…、との分析です。

ここで注目したいポイントは、前歴の経験や技術をアピールしたい看護師の転職では、面接時の「話す内容」に注力しがちですが、実は「好印象を与える要因」としては、「聴覚(話す内容=7%)」よりも、「視覚(見た目=55%)」が格段に高い点ではないでしょうか。

 

【2. 第一印象は、身だしなみ 】

第一印象は身だしなみ

看護師が転職時の面接で、扉を開けた瞬間から、面接官の方々は無意識にその人を印象付けますが、これを「第一印象」と言いますよね。…実はこの第一印象は、出会って2分で決まってしまいます。

…そして、一度決まってしまった「第一印象」はなかなか覆すことができません

【 看護師の転職☆面接時の身だしなみ 】

① 服装 ・・・ 男女ともに黒・紺・グレーなど落ち着いた色のスーツが基本です。

《 女性 》 パンツとスカートどちらでも構いませんが、スカートの場合は膝丈位の長さにし、短いものは避けます。シャツは白が基本で、しっかりとアイロンをかけておくとキレイです。ストッキングはベージュを着用してください。

※ 女性の場合、ヒールは3~5cm程度の低いものを選びます。

《 男性 》 ネクタイは派手な柄のものは避けるのが無難です。男性の靴下は黒などスーツと同じような色が好印象とされ、靴は黒のシンプルなデザインを選んでください。

② 髪型 ・・・ カラーリングしている髪ならへ戻します。

《 男性 》 短髪でナチュラルな髪型が好印象です。

《 女性 》 前髪が長すぎて顔が隠れないように気をつけてください。長い髪は1つにまとめます

※ 男女共に、顔が隠れないようにすることで、表情などがわかりやすく印象が良くなり、おすすめです。

③ メイク・アクセサリー ・・・ メイクは女性に多いですが、いずれにしても医療現場ではナチュラルメイクが基本です。

※ ただし、リップやチークを上手に使って、「血色良く見せる」メイクは役立ちます。アクセサリーは主張しないシンプルなアイテムを選んでください。

対人コミュニケーションで大切な第一印象ですが、前述したように、とある心理学者は「第一印象は2分で決まって、その後はもう変わらない。」と言い切っています。(『出会いをドラマに変える 2分の法則 第一印象の心理術』植木理恵著)

看護師の転職面接なら『入室から挨拶まで』と意識して挑む姿勢も大切です。一度決まってしまった印象を覆すのは結構大変な作業として、注意をして扉を開けるようにします。

まずは身だしなみを押さえて第一印象で好印象を掴んでください。

 

【3. 共に働きたい!と思わせる表情と印象 】

好印象を与える表情と姿勢

長く就職(転職)活動から遠ざかっている看護師の転職では、面接での緊張も思っていた以上です。そのために、ベテラン看護師の転職ほど、面接時に表情が固まってしまう傾向にあります。

そうなると日ごろは優しい印象の看護師でも、転職時の面接では、一気に暗く見えてしまうことに…、これでは印象があまり良くならず、勿体ないですよね。

そこで面接指導のプロが教える、「緊張した場面でも、表情がより良く見えるテクニック」をお伝えします。

【 看護師の転職☆面接時に意識したい「表情」 】

★ それは『口角を意識してあげる』こと!頬骨の「スイッチ」を上げるような気持ちで試してみてください。

・ 最初は無理やりでも、口角が上がる「スイッチ」を押すことで、自ずと声のトーンが上がり、柔らかい笑顔も出てきて、明るい印象への連鎖が起こります(*^_^*)。

これは扉を開ける第一印象だけではなく、特に相手の話を聞いている時に、より意識して行うとより効果的です♪

ただ、この「表情スイッチ」だけではなく、面接中の姿勢は大きなポイントです。最近ではパソコン作業も多いので、普段ちょっと猫背気味な方も、日ごろから背筋を伸ばすことを意識してみることをおすすめします。

ぜひ、「笑顔スイッチ」「ピンとした背筋」を意識して、看護師転職の面接に出向いてみてください♪

 

【4. 誠実さが表れる、会話中の視線 】

会話中の視線

 

看護師の転職に限らず、面接時に目を見て話すことは基本として、よく知られていますよね。ただ、かといってずっと目を見続けているのは不自然になるので、ここでも少し上手に、視線を合わせることをおすすめします(*^_^*)

【 看護師の転職☆面接時の視線 】

★ あまりじっと見つめず、時々そらす方が「圧」が少なくなりますが、この時、相手のネクタイ位の位置で外すと自然です。質問の答えを考えるような場合はもちろん、視線を外しても問題ありません。

・ ただ形式的なテクニックだけではなく、心からの「目線」は意識してください。視線が定まっていない時は、大抵、頭が真っ白になっていたり、話が入らずにうわの空だったりします。

だからこそ看護師転職で面接官は、「この人、ちゃんと話を聞いているのかな?」と不安になったり、「自信がないのかな?」と感じがちです。

テクニックだけではなく、「相手の話を真剣に聞くことのできる誠実さ」を自然に出して、そのなかで「少し意識」して視線を合わせてみると、不自然さは払拭されるのではないでしょうか。

 

【5. 人となりを表す「相槌」 】

表情と印象

看護師転職の面接指導のプロによると、聴く時のポイントは「2種類の相槌」を上手に使い分けること…、でした。これは「相槌の意味」を知っておくことで、自分の想いを相手に伝える効果があります。

【 看護師の転職☆面接で「伝える」2種類の相槌 】

① (普段良く使う)小さな頷きである相槌 … 

・ 日ごろ話を聞く中で、意外と自然に出てくる「相槌」です。小さく小刻みに頷く相槌は、「ちゃんと話をきいています」という合図となります。

② ちょっと大げさな、大きめの相槌 … 

・ 相手の話を聞いて「初めて知った、気づいた」という時に使う相槌です。大きく頷きながら「あぁ!」などと声が漏れる位がわざとらしくなくて良いかもしれません。

②の相槌は、看護師の転職時、面接官に「知らなかったことを教えてあげた」という優越感を与え、とても効果的に働きます。ですから、②の相槌の後に、そのことについての質問や自分なりの考えを話すことができれば、尚更効果的です。

「人の話を素直に聴くことができて、すぐに自分の考えを話すことの出来る、頭の回転の早い人」という好印象を残すことが出来ます。

 

【6. 伝わる!好印象な自己PR 】

伝わる!好印象な自己PR

看護師の転職となれば面接での自己PRは必須とも言えますが、採用側の経験をまとめると、「自分にはこれだけのキャリアがあり、こんな看護が出来ます!」というような自己PRをする看護師は、案外少ない傾向にあります。

さらに日本人の場合「自己PR」が明瞭になっていないため、採用側の視点では「ありきたりの内容」「ダラダラ話す」印象を持つケースも多いです。

このように日本では看護師転職の面接シーンでも、どこか馴染みきれない傾向が垣間見えますが、その名の通り『看護師である自分の良さを相手にアピールできる絶好の機会』だけに、もったいないですよね!

【 看護師の転職☆面接時の上手な「自己PR」 】

★ 看護師転職の面接時では、面接官が興味を持っている「自己PR」は、下記の2点です。

・ 今までの(具体的な)看護師としての経験
・ その経験を生かした、転職後のこの病院(等)でのビジョン(どうしていきたいか)

…これを踏まえ、日本で上手に自己PRを進めるには、過去の体験などから得た学びを交えつつ、その内容から目指す今後の看護師像を、『自分の言葉』で伝える…、ことがポイントになります。

前の職場での具体的な経験や、出会った人々への感謝も交えつつ、得た技術や学びを伝えることで、日本人らしい謙虚さも兼ね備えたまま、自然な自己PRが出来ます。

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は看護師が転職時に面接で意識したい事柄を、好印象を与える心理学「メラビアンの法則」も交えながら、印象の良い自己PRのポイントまでお伝えしました。

短い時間で自分を表現しなければならない、慣れない面接ですから、やはりある程度のテクニックや知識は助かります。

けれども看護師の転職組だからこそ、面接ではテクニックだけではない、にじみ出る人となりが大切だ、と感じる方々も多いのではないでしょうか。

たくさんの経験を積まれてきた看護師の皆さまが転職を決意した時、面接であっても、その熱意を正直に話すことで、相手の心の琴線に触れることも多々あります。

ぜひ本記事を参考にしながらも、時に自分の気持ちを大切に、どうぞ面接に挑まれてください。

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